最近すごい暑くて…なのか、理由はちょっとよくわからないのですが、定期的にくる燃え尽きた感がすごくて、新しく絵を描くのがすごくおっくうです。
おっくうだと思っているうちは描く時じゃないと思うので、しばしお絵描き熱待ちで文章とか写真でお茶を濁そうかと思っております。
ゲームは今、レイトンvs逆転裁判をやっております。今!?みたいな感じですが。
友達がみんな面白い面白いと言っていたので期待していましたが、全く期待を裏切らない素晴らしい内容ですね。
二つの絵の違いや世界観の違いを、大変うまいこと繋いでいますね。
今度逆転裁判5をプレイしたら、それと合わせてここで記事にしたいと思っています。
さて、お盆休みにあったことを描こうと思っています。
今回は、2つほどやったことがあったので記事を分けます。
タイトルは中島みゆきですが、私はユーミン派です。キリッ
急に思い立って、私の幼少期の思い出を埋めに行ってきました。

私はチーバ県民なのですが、ディズニーランドの近くの千葉で、それはあまり千葉県民からすると千葉だと認識されていません。別称で「千葉都民」と呼ばれます。
千葉都民と言うと、東京都の人からは「東京在住気取りか!」と恫喝・嘲笑され、千葉県民からは「千葉を名乗るな!」と爪弾きにされます。
そもそも住んでいる土地が埋め立て地で、住民も越して来た新興住宅地なので歴史もありません。
そんなところを生まれた土地として育ってきたので、千葉の奥地に行った事も少なく、ケンミンショーで盛り上がることも出来ません。
が、学校の行事や、親の車で連れられていった「マザー牧場(千葉県民なら誰でも知っている牧場)」や、今回行った博物館などは、子供心に深い自然とともに楽しい千葉の思い出です。
…田舎のおばあちゃんちの思い出みたいなものかもしれませんが…
ということで思い出の博物館へ行ってきたよ!という話です。
博物館が、とにかくクソ広いので、写真が多いです。
毎度のことですが、お暇のある時、ぜひご覧下さいませ〜〜〜
それでは、折りたたんで!
拍手ありがとうございます!
相当見て回っているのですが、レモンひとふりが全然見つかりません!!通販せねば…
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我が家から、まず地下鉄の数駅先の終点駅まで下り、その駅を出て徒歩で私鉄へ乗り換え。
その私鉄にボーッと40分ゆられていると、田んぼがドーンとひらけた場所を電車が突っ走ります。
今頃は緑の穂が綺麗なんですね。近所の風景とは全然違うのでテンション上がります。
とうとう、博物館の最寄り駅「京急佐倉」に到着です。
朝早起きして、午前10時にここに降り立ちました。

お弁当屋と不二家とコンビニっていう感じの駅前です。
事前に地図をプリントアウトしてきていたので、その地図通りに進みます。

小さいトンネルを抜けます…

藁葺き屋根の民家の横を通り…(普通に住んでらして素晴らしい!!)

ゆるいだらだら坂を登っていく… 森か?

森っていうか山か!? だらだらカーブ…
とうちゃーく!

はいきたどーん!でかい!

はい、これが今回の目的地、
「国立歴史民俗博物館」です!
中の展示物で知りましたが、昔はここは佐倉城っていうお城があったらしいです。
私のここの記憶というのは、
・日本の歴史が縄文時代から順を追って配置されている
・クッソ楽しい(子供の頃からわりと日本史が好きだった)
・広い
・クッソ広くて一日で現代史のあたりまで見終われた事がない
・学校の行事と、父親に夏休みに連れられて行ったぼんやりとした記憶。
なので、今回は午前中から周り(9時半オープン)なんとか最後まで見終わるというのが目標です。
何十年前の恨みを晴らそうとしているのか私は。ちなみに閉館は5時ですよ。
さて入館、と思ったところで「常設展のみのチケットですか、特設展のチケットもつけますか?」と聞かれ、と…とりあえず常設展のみにするかー、とチケット購入(一般420円、小中学生無料ですって)。
ここから画像ダラダラの鬼になります。よろしくお願いします。
では、タイムスリップするような入り口から、まずは第一展示室の縄文時代へ。
ごく一部ですが、

縄文式土器〜

はにわ〜〜

と思ったらもう仏像です!第一展示室終了!
ちんたらしてると見終わりませんよ!!

と、ここで、お昼になっていたので館内のレストランへ。
古代米を使った博物館オリジナルメニューがたくさんありました。私はカツカレー。
…普通!!!でもこういうのがなんか食べたかった!!あえて!!
さて気をとりなおして、第二展示場から〜

これは…鎌倉時代だったかな?の、夫婦のお墓です。
横に配置されてる模型の中にもありますよ!というのでかなり真剣に探してしまいました。

お!あったあった!お参りしてる〜!

これはえーと、織田信長への一向一揆の、お寺のお坊さんたちが使った旗らしいです。
柄としてかっこよかったので撮りました。

でっかい朱印船の模型〜!あらもう徳川家康の時代か〜!

踏み絵だそうです。リアル踏み絵!!!言い方としてよく分からないけど!

暗いから色が赤めになっちゃうので見にくいですが、伊能忠敬の地図です〜
中国・四国地方ですね。よく言う話ですけど江戸時代の人が足で測量したやつが今見てもあんまり間違ってないとか、恐ろしいですよねwwww大変繊細に描かれてました。

これあのー、この記事の最初にユアンとサレフとロスで描いてる曲芸師?の早竹虎吉の芸の人形です。
幕末とはいえ江戸時代にアメリカに渡って芸してたなんて凄いっす!!
小さいスペースがあってそこを見たら、昔から虫のモチーフのものがたくさんあったという特集をやってました。

蝶の兜。美しい!

蝶の写生。綺麗〜!

これが一番感動した、虫の擬人化!!
日本人、マジで未来に生きてんな!!
へとへとと回って参りました、次から民俗学的な観点の展示です。

藁で作った龍!凄い!!しめ縄からつながって顔になってるんだよ!!すごい!!

石川県の…御神輿をぶつけて壊して沈めるみたいな凄いお祭りの展示が。パワフル!
珍祭りは最近結構脚光を浴びてきてますが、なんか民俗的な意味とか考えるとぞわぞわします!

「異界を覗く」っていうパネルの、狐の窓。
知ってました?ちなみに、ここに描いてる通りのやりかたで、なんとか私は狐の窓作れました。
ちなみに、異界覗きは、天橋立でひっくり返って足の間から覗くのも同じ系統の事らしいですよ。
ぞわぞわ!!www

地獄絵図です。タッチパネルでどういう図なのかを教えてくれるナレーションと映像が流れます。
大変興味深いのですが、このあたりでくったくたで、同行者が地獄絵図に魅入られて微動だにしないので、しんどいなーと思いながら見てました。

飴細工キャワワ!!!

さて…ここまでで、よーーやく、第四展示室までが終わったところで、やっと次が第五展示室です。
渡り廊下みたいな中庭?を通過。暑いわ…展示室の変わり目に自動販売機があるので、ぐいぐいジュースとか飲んじゃいます。

いきなり民俗学から歴史に戻って、文明開化から現代へ、です。
ペリーのいろんな似顔絵らしいです。妖怪が来た!みたいな感じかなぁ〜

文明開化して旅行という概念?ができたらしくて、旅行ガイド本みたいっす。
昔のデザインかわゆす!!

大正とか昭和初期?の映画館とか町並みが作ってありました。ここ楽しい!

戦争についてのコーナーががっつり出来ていて、この写真は戦時中の兵隊さんが食べてた食事だそうです。
カツレツとか結構豪華。お肉はクジラとかだったのかなあ…
戦争コーナーはあんまり写真を撮る気分にならず(写真禁止もあったけど)これくらいですが、大変たくさんの戦時中の資料があって勉強になりました。
ちなみに、この博物館のある佐倉城跡地は、日本軍の駐屯地だったらしいです。その時にお城跡的なものは全部とっぱらわれてしまって、その後で博物館を建てたそうですよ。
そして終戦。

ヤミ市の人形。並べられてるお皿がタイプ。

高度成長期に入って、小津安二郎の映画みたいな、団地とかマンションの暮らし、の実寸模型。
赤い家具類がちょっとかわいい!

出口の横にはドーン!ゴジラ!!

もはや、ちょっとレトロなおもちゃがずらりと配された棚を見つつ、モニターに出ていたトリスおじさんがかわいくて撮影してたら、ほたるのひかりが流れてきました!!
5時、閉館だよ〜!!!
10時に駅に着いて、もたもたして入館したのが10時半、それから食事ちょろっとしたのを含めて、常設展を第6展示室まで全部見るのに、6時間半かかったよ!!!!!
でも全部見終わったー!ゴジラも居たのか知らなかったな〜!!!

おみやげ屋さんに滑り込んで、名物のはにわどら焼きと、江戸っぽい虫の絵の絵はがきセットを購入。慌ててたので中を確認してなかったんですが、家でよく見たら、虫が結構エグくて参りましたwwww

夏の5時なんてまだまだ日が高いですな〜。
足くったくただけど、快い疲労感で満喫しました!!
子供の頃からの夢である、全部見終わるを達成しました!!いえーい!!
おまけ。
民家や生活空間の模型がたくさんあったので、それをつないだら進化がわかるかなーと思ったのでやってみました。途中ぽんぽん時代が飛んでますが。




いやー、楽しかったっす!まあまあいい夏休みの使い方だったなーと思いました!
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