久々のブログになります。
夏こそ世の中いろんな思い出ができそうなものですが、私の場合、環境的に夏に何も出来事がなくなるようになっておりまして、本格的に今年何も起こらなかったのでブログを書かずにおりました。
秋に入りましてとうとう出かけたり出来たので、そのことを書こうかと思います。
ちなみに創作活動についてなのですが、すっかり時間的にも意欲としてもなくなってきており、描かない日が続けばそれだけ筆も落ちていくようで、今はツイッターのタイムラインに流れてくる描きたい気持ちにあふれた絵や漫画を見ることで満ち足りた生活です。
あらゆる創作の作業道具的なものを同時期に奪われたので、かなりがっくり来てるというのもあります。
一応、↑はエコーズのルカです。
それはさておき、ドラクエ11、大逆転裁判2と楽しくゲームして今はまた3DSで中断していたエコーズをやり始めて、ゲームとしてはかなり充実して楽しくプレイできているので大満足です。
ドラクエ11がとても楽しいのでPS4でスクショを撮ってツイッタにアップするのを無邪気にエンジョイしていたのですが、途中からどんどんネタバレを常に孕むようになってきて、さすがに無神経にアップはできなくなってしまいました。途中から加わる仲間が横にいるスクショとか無理ですな…。
さて、今回は過去に計画していたのに頓挫してしまった旅路を行く遊びをしてきました。
お暇でしたら折りたたんでおりますのでどうぞ。
拍手ありがとうございます!!
千葉県の形は皆様ご存知でしょうか。
簡単に言うと、チーバくんです。
その、チーバくんの喉あたりから腕あたりに抜けるように走っている線路が、小湊鐵道といすみ鉄道という私鉄です。どちらもディーゼルで動く感じなのかな?いわゆる電車ではないです。
この二つの私鉄が、とてものどかなところを走るのでちょいと有名なのです。
数年前ですが、房総半島の旅を一泊しながらやったことがあり、帰り道にこの私鉄を遡るルートで楽しんで帰ってこようと思って計画していたのですが、途中で家族の不幸という絶対的に最速で帰らないといけない出来事が起こって、泣く泣くローカル線の旅を振り切って帰ったので、今度こそ楽しんでくるぞ!と思って再度計画を立てました。
まずは、JR内房線でチーバくんの鎖骨の凹み当りにある五井駅に向かいます。
五井駅から、ローカル線の小湊鐵道へ乗り換える通路が続いており、その通路で駅弁を売ってるという情報を聞いていたので、まずはそちらへ。
かなり売り切れてる状態でワーと思ったんですけども、目当てのお弁当はあったので速攻でゲット。
計画したタイムスケジュール的にまだ乗る電車が来ていなかったので、小湊鐵道の五井駅のホームでお弁当を食べることに。
ホームに一本前の電車がいます。レトロで可愛い。
ホームにメダカとかいて可愛い。なんでも可愛いな。
お弁当屋さんの名物らしい、かまとろ丼。魚の身がすごくいい味で柔らかくて最高!
こちらは同行者が買った房総ちらし。具沢山で最高。これどっちもワンコインくらいです。安い!!
駅の近くの、やり田という和食のお店が出張で出してるお弁当らしいです。
美味しくて素敵だなー。
駅弁も食べ終わり、ダラダラ待っているととうとう私が乗るべき電車がホームに入ってきました。
乗り込むと懐かしい天井の扇風機!あがる~~↑↑
目の前のシートの背もたれの上のところに何やらテプラで書いてあります。
なになに?平成27年3月25日、東山紀之さん着席場所…?
別の場所に稲垣吾郎さん着席場所も書いてありました。
なんか…必死だなwww
電車はのどかな道を単線の線路に乗って進みます。
あんまり単線って暮らしてる環境にないのでワクワクします。
五井駅から8駅乗った先の、上総牛久に到着です。ここで、席を予約していたトロッコ列車に乗り換えます。
ディーゼルエンジンなのは一緒ですが、汽車がついてて可愛い!
今回私は、窓ガラスのない車両を予約しておいたので、ものすごく開放的な席から、本当にのどかな風景の中をゆっくりした速度でガタゴト進んでいきます。最高!
普通にトンボが通り抜けて行ったりするんですよ~
最近千葉の山の方は映画やドラマのロケにも使われたりするから自然が本当に豊か。
途中の飯給(いたぶ、と読みます)駅には、世界一大きなトイレとかいうのがあって有名らしいです。検索すると割とすぐ出てきます。
トンネルに入ったりすると電気がついたりして盛り上がります。
終始、ディズニーランドのウェスタンリバー鐵道っぽさがあって最高です。
ちなみに、こっちが観光するつもりでいたのですが、小湊鐵道のトロッコ列車というと単純に撮り鉄の鐵道マニアに人気なようで、線路脇にでかいカメラを抱えた人が待っててシャッター切っては手を振ってくれたりするので、見世物はこっちなんだなというのも驚きました。
川がどんどん山の中の感じになってきました。
さて、とうとうトロッコ列車の到着駅、養老渓谷に到着しました。
小湊鐵道の観光ルートというのは色々パターンがあって、上総牛久から養老渓谷までのトロッコの旅を楽しむ人もいれば、逆に養老渓谷から上総牛久まで行く人、あるいはトロッコで往復したり、車を使ったりと様々なんですが、私は養老渓谷からさらに進んで、いすみ鉄道に乗り換えて千葉を横断する予定です。
小湊鉄道の終点に進む電車がしばらく来ないので、駅周辺をぶらぶら。
駅前の軽食屋さんのベンチに…何かいる。
きの…こ?
駅前に出店があって割と栄えてるので、焼きそばとブルーベリージェラートをつまみ食い。
なんか全部やすい。うまいのに。
駅周辺の地図をもらったんですが全然思っているところに行けずに電車の時間が。
さて養老渓谷駅ともお別れ。ああ、塩焼きの川魚に気づかずに食べそびれたのが心残り。
とうとう小湊鉄道の終点、上総中野駅に到着です。
手前の小湊鉄道から、奥の黄色いいすみ鉄道に乗り換えます。
同じ上総中野の看板でも雰囲気違うな~
いすみ鉄道は、何がどうなってかわかりませんがムーミンと組んでいて、車両にムーミンがいっぱい。
スタンプラリーとか車両にシールとかすごくしてあります。なんか力技具合がすごいです。
いすみ鉄道に乗ってて思ったのは、結局乗ってるとただの電車で、のどかな風景の中を1両編成の電車がガタゴト走ってる可愛いルックスは外からしか見えないということです。
いすみ鉄道というと、春には菜の花が咲いてそこを黄色い車両が走っててすごく素敵なんですけど、乗ってる人間はわかんねえな、と思いました。
ムーミン推しがすごいという、国吉駅に降りてみました。次の電車が来るまで1時間くらいあります。ぶらぶらしてみます。
駅にはムーミングッズといすみ鉄道のお土産が置いてあるおみやげやさんがあります。
量はそこそこです。
なんかどうやら、駅の裏手に「風そよぐひろば」という、ムーミンたちがいる場所がある、という噂を聞きつけていたので、見に行ってみます。
………。
なんつーかこの…荒んだというか、荒れ果てたというか…。
木彫りのムーミンパパ…の残骸というか…
地獄感…。
駅を出て散歩してみます。商工会館と駅がくっついてるんだな。
町にも、ムーミン推しのお店がちらほら。
本・文具のいたみやさんの屋根の上のベランダになんかいる!!!と思って近づいていったら、チビのミーらしきものがいました。おお…。
事前に調べていた、国吉神社へ。なかなか立派な神社です。
お守りを買おうと思ったんですが、この日は大きなお祭りがある日でそちらに行ってしまっていたのか、窓口が閉まっていました。
御神木の銀杏の木がすごく素晴らしかったです。
というわけで、この後来た電車に無事乗って、いすみ鉄道の終点、大原へ。
ここからJR外房線に乗り、東京方面に向かいます。
大原の駅で冷凍みかんが売ってたのでキャッホーと買い、JR外房線でパクパク食べました。
観光列車と通勤電車の差って難しいとこですけど、多分外房線は本当は冷凍みかんは食べちゃいけない電車だろうな…。
都会の千葉駅に到着。ここから乗り継いで帰ります。
電光掲示板で電車の時間表示されてるのを見て帰ってきたなあって感じです。
それにつけても、数年越しでやっと乗りたかった電車に乗れて最高でした。
人生短いので、やりたいことはどんどんやっとかないといけませんな。