皆様、いかがお過ごしですか。
わたくし、今年の10月はほんとに、なんというんでしょう、リアル台風も来ましたが台風にブイブイ体を振り回されるような体験でして、出かけたり、身内の不幸があって親戚とがっつり膝つき合わせたり、止まらぬ咳が長引く風邪をひいたり、10年に一度の台風が来たりってそういう感じなんですが、恐ろしい事にまだ10月半分くらいしか終わってないんですよね。怖い!!
さて、そんな10月なのでいろいろ行ってきたところもあるんですが。
今回は「浦安」に行ってきました!という話です。

ある特徴あるものが存在するせいで日本中が知っている地名ってあるじゃないですか。
んー網走とか。…さらに不謹慎なやつが浮かんだので網走だけにしておきますが。
で、そんな中、「浦安」ですよ。ちなみに浦安という駅はうちのまあまあ近所の駅です。
浦安市といえば、ディズニーランドがあることで有名ですよね!!
よく言われてることですがディズニーランドというのは出島っつうか埋め立て地なのですね。
あの周辺は舞浜という街なんですが、街の名前が「マイアミ」から来てるくらいですから、ここも埋め立て地です。
本町、と新町、だったかな?地元の方はそういう言い方をするそうなんですが、そもそも浦安という町は東京湾に面している漁業や海苔の養殖や貝をとっていた小さな町でして、元はあまり大きな町ではなかったのに、ディズニーランドが出来たおかげで市になったところなんですよね。
先日、ゆうゆう散歩を見ていたら、若大将が浦安に散歩に来てたんですよ!
そして、なんかとんでもないテーマパークみたいなところで遊んでいたので、私も寄り道しながら行ってみることにしました!
今回はそんな話です。
折りたたんで、写真つきで長々と。
あ、そうそう、今度このブログを引っ越ししようかと思っています。
引っ越し状況が進みましたらまたお知らせします!
あ、あと訳あって最近、聖魔を再プレイしております。
聖魔最高!ちょうおもしろい!!そんなこんなでエイリーク↑でした。
拍手ありがとうございます!!!
[1回]
この日は大変快晴で、10月だというのに暑うございましたな。

まずは浦安駅。思えばいつからこんな綺麗な駅に…。
駅から、てくてくと太い道を歩いて南下していきます。
実は行きたかったところがありまして。

ここだドーン!豊受神社です。
ここは私が小学生くらいの頃、チャリ暴(チャリンコ暴走族)してよく遊びに来ていた神社です。
ゆうゆう散歩の折にここに若大将来てたかな?と思って来てみたんですが、ここではありませんでした。

なんかずいぶんすっきり綺麗になっちゃって…!そして、私のお目当ての場所はあるのか…?

あったー!あの鳥居、サイズは人ひとりくぐれるくらいの大きさだと思って見てください。
なんか小山があるでしょう?

天狗さまとかいますけど、このやま?岩?には小さい階段みたいのがついてて、子供の頃はこれをガンガン駆け上ってたんですよー。
まだあるかな?と思ったらまだあったんですけど、ちょっとやそっと登ったら怒られそうな感じに祀られてました。
一合目、二合目とかって山登りみたいに書いてあるんですよー、かわいい!

奥にあった稲荷神社の狛犬が、狛犬っていうより普通の犬。網で厳重に守られてるし…。

さて、どんどん南下しております。綺麗に整備された川に来ました。もうちょっとだぞー

舟とか橋とかあって、釣りしててのどかだな〜
なんつってると…あったー!これか!!あ、テレビで見たとこだ!!
「浦安市郷土博物館」はいきたドーン!
きんぴかの像なんかいちゃってさ…ディズニーランドの税金ってすげーんだなくそう!
なんと!入場無料です!!

入るといきなりなんかどえらいものがお出迎え。なんだこれ!!怖い!!
さきほどのHPによると公募により誕生した「あっさり君」だそうです。なになに?
『べか舟、ねじりはちまきと、漁師町だった浦安の伝統的なスタイルに、名産のあさりを組み合わせた浦安らしさを感じることができるかわいらしいキャラクターです。』だそうです。
要約すると、ザ・ゆるキャラです。
さて、あっさり君をあっさり見送って奥へ入ると…
!!!!いきなり目の前に広がる三丁目の夕日!?
いや、20世紀少年の最後のほうの、ともだちが作ってたやつか!?
おずおずと橋を渡って町の中へ…

ポストのあるおうちはタバコ屋さんでーす。
お家の裏庭の洗濯物が風に揺れている…うーん…ノスタルジー…

入り口のほうを振り返ると、べか舟の横に焼玉エンジンが。
つっても私もさっぱり分かりませんが、舟のエンジンとして昭和30年代まで使ってたやつらしいんですが、エンジンとして動くのはほとんどないらしくて、海の男若大将はえらく反応してましたよ。
ここは展示だけで舟に搭載してるわけじゃないですけどね。

このとうふ屋さんの中には昔の浦安の姿が見れる資料が入ってたり、奥の畳にのぼってお手玉ができたりします。

ここが!この博物館の面白いとこで、おばあちゃんが普通に駄菓子を売っています!
おばあちゃんから駄菓子が買えるスポット!!今会える駄菓子屋のおばあちゃん!!

私は梅ジャムに目がないので買いました。あ〜梅ジャム…
ひんやりだんごはひんやりしたけど甘かったです。

ま、なんでこんなに家屋があるかっていうと、古い浦安の港町の家屋を保存しようということでここに移築したっていうことらしいんですが、全然ガンガン入っていいので、本持ってってここで寝ててもいいんじゃないかと思うくらいのんびりした時間が流れてました。

こういうふうに写真撮っても現代的なものが写らないくらいそこそこ広いというのが鼠様の威光の凄いところ
私あの、御手水の横の、吊り下がってる容器を下からガチャッ!て押して水が流れて手を洗うっていうシステム?が好きなんですよねー。
…あれって雨樋を通ってきた雨水なんかな?エコですね…?

とうとう近代的なものが写ってしまいましたが、天ぷら屋さんです。
東京湾の屋形船といえば穴子の天ぷらですからね。きっと間違いなく浦安にもあったでしょう。
この中はお茶が飲めるんですけど、時代小説家の藤沢周平さんの「青べか物語」のことがいろいろ学べます。
青べかっていうのは青く塗った浦安の漁をする一人乗り用のべか舟のことなのかな?
浦安のことがいろいろ載ってる小説らしいです。一度読んでみないと。

ひとつの大きなお家のはじっこの部屋です。…将棋が無造作に置いてあります。
こんな調子で、この敷地のいたるところに、けん玉やら、ベーゴマやら、輪投げやら、昔の遊び道具がいっぱいただただ置いてあります。

将棋やり出したら長くなって日が暮れ始めたのであわてました。
子供いっぱいいましたけど、ここいたら飽きないと思いますよ。タダですしね。

ちょっとした博物館スペースです。
浦安っていうかうちのほうもそうですが、基本的にはこういう干潟みたいなとこだったみたいです。

海苔を取る道具です。
真ん中あたりのワックスかける機械みたいのが「海苔ペット」っていう名前でした!!!
落語のテープみたいなのも聞けそうだったんですが、時間がないので帰りました。楽しかった!

駄菓子屋で220円(富豪の額)出して買ってきたリリアンを速攻作ったっす!!
リリアン懐かしい!!!懐かし死しそう!!
あっっっという間に編み上げました。これ一体何に使えばいいのか、昔からの謎だなー…