忍者ブログ
うん・・たしかに せいいきを おかすことは つらい・・・
2025 . 04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • プロフィール
    HN:脱兎
    HP:兎角 -TOKAKU-
    自己紹介:
    ファイアーエムブレムの絵を描いたりサイトをやったりしています。
    うさぎとゲームが三度の飯の次くらいに好きです。
    FEの世界観を愛しています。
    映画と本が好きです。
    千葉県民
    いい歳(ファミコン世代)

    手書きブログ
    ミニチュア日本
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    私はウルトラマンとかあんまり知りません。
    ウルトラ兄弟が地球に来た順番なんかてんでわからないし、怪獣の名前もわからないです。
    でも、周囲に結構何人もウルトラマンで育った大人がいて、その人たちが語るウルトラマンは凄く楽しそう。

    最近、にわかにすごいすごいと言われている展覧会があります。
    「館長庵野秀明 特撮博物館」です。
    通称MOTと言われている、東京都現代美術館は、私の通勤路からまあまあ行きやすいところにあって、なんか面白そうだし行ってみっかな〜くらいの軽いノリで行くことにしました。

    庵野さんといえばエヴァですよね。

    1343022638759141-1.png

    私そんなにエヴァどハマりしたタイプじゃないんですけど、なにせ時代を飲み込んだアニメとしては凄いですよね。
    でも、それより最近はこっちで庵野さんとウルトラマンについて興味があります。

    アオイホノオ 8 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)アオイホノオ 8 (ゲッサン少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
    (2012/05/11)
    島本 和彦

    商品詳細を見る

    「これはフィクションである。」から毎号始まるノンフィクション漫画wで、島本先生の美大時代のお話なんですが、同窓生?に庵野監督がいるんですよ。で、いかに庵野さんがアニメの才能に溢れてたか、極度のアニメ・特撮オタクであったか、というのがちょくちょく描かれるのですが、そのエピソードがいちいち狂ってて最高なんです。
    庵野さんが特撮のこととかを語るときは、絵の口がウルトラマンの口になるんですよwww
    特撮全く知らなくても、当時、パソコンも無く情報もない中で、とにかくアニメの事、漫画の事、映画の事を知りたい若者たちが貪欲に(ビデオをコマ送りしてすり切れるくらい見てw)先人の技を習得していったかという、熱量みたいなものだけで最高に面白い漫画です。

    アオイホノオを読んでいたせいで、特撮博物館では得したなー!と思うこともたくさんでした。

    ということで、撮って来た写真など、諸々折りたたんで。

    あ、今日はレンハ様の誕生日らしかったので絵を描きました。
     
    1343009121131243.png


    拍手ありがとうございます!!
     
     

    拍手[0回]

     
     
    私はMOTに行くときは最寄り駅とは口が裂けても言いがたい、木場駅で降り、10分以上歩きます。
    というのはなぜなら、MOTがどでかい木場公園という公園の中にあるからです。
    その、はじからはじへ向かうような形になっちゃうんです。

    tokusatu06.jpg

    看板は出ているものの。

    tokusatu07.jpg

    こんな風景を突っ切りつつ、マラソンするご夫婦とかを横目に。

    tokusatu08.jpg

    公園の中央を細い川が走っているので橋を渡る。

    tokusatu09.jpg

    単なる公園の散歩みたいになってるぞ。

    tokusatu10.jpg

    サッカーグラウンドの向こうにようやくMOT発見!!しかもこれ、裏口!!くそー!

    tokusatu05.jpg

    とうとう到達しましたよ!ほんとに!!

    tokusatu12.jpg

    MOTは細長くて、地下に美術館スペースがある不思議な美術館なのです。
    混むのが怖かったので開館時間に着いたのに、行列ですよ!!
    でも15分くらいで入れたかな。

    tokusatu11.jpg

    今回の美術展の目玉、「巨神兵、東京に現る」の巨神兵です。この口元のあたりに頭をもってくる感じで立つと、
    なかなか面白い写真が撮れるみたいです。外国人の人とかもキャッキャいいながらやってました。

    もちろん、中の写真は無いわけですが…
    いやはや、ほんっとうに素晴らしい展覧会でした!!
    入ってしばらくは、日本の特撮映画やゴジラ、ウルトラマン、マイティジャックやその他もろもろの当時ものの撮影に使った模型とか着ぐるみ、原画などが見られて、後半は「巨神兵、東京に現る」の上映(10分ちょっとくらい?)、その撮影を「3DCGを使わずにとにかくアナログに特撮する」というしばりを作って、大の大人が頭寄せ集めて本気で議論して試して、ビルがリアルに壊れる様にキャッキャ喜び、溶ける表現に悩み、でっかい人形をどう動かすかで何度も試行錯誤。
    結局、本気で自分が持っている全ての知識をさらけ出して、頭で作り上げた『完成図』になんとしてでも近づけて行く、物作りの魂というのは、どんなものでも見ていて胸が熱くなるものだっていうことなんだと思います。

    そういえば、ちなみに映像の最初に出るクレジットの、「巨神兵 宮崎駿」っていうクレジットの入れ方はどうなんだwwwwって爆笑しました。

    ちなみに、一部だけ写真が撮れるスペースがありまして、
    tokusatu13.jpg

    今回の特撮監督をした樋口真嗣監督の写真が、巨神兵がぶっこわした東京の中に立ってたり。
    (あまり特撮に明るくないのでぴんときてませんでしたが樋口さんが特撮監督をしたの修羅雪姫って超好きでした、ちなみに香椎由宇が出てたローレライとかマツジュンが出てたリメイクの隠し砦の三悪人の監督とか、平成ガメラの特撮監督で有名な方だそうです、庵野さんと仲良しらしい)

    tokusatu14.jpg

    東京タワー方面はこんな感じ。なんと精巧な!!

    tokusatu18.jpg

    東京タワーの方から道のほうを。すごいな〜〜。

    tokusatu15.jpg

    廃屋と化したマンション群!!ヘリコプター!!

    tokusatu16.jpg

    拡大するとこんな感じ。ざっくり作ってる感じもするけど撮影したら超リアル!!

    tokusatu17.jpg

    今ならスカイツリーじゃないの?なんて言っちゃいそうなもんですが、違ーーーう!www
    特撮好きの人にとっては、特撮で壊されるのはやっぱり東京タワーでなきゃいけないんです!!
    モスラが巣を作るのも、やっぱり東京タワーなんです!!ってことなんでしょうか?www

    tokusatu19.jpg

    焼けてぐんにゃり。ビルの破壊されっぷりもすごいなあ…!!

    tokusatu20.jpg

    どうやら設定は西荻窪らしく。リアルな西荻窪wwww

    tokusatu21.jpg

    素晴らしい、素晴らしすぎた、特撮博物館!!円谷英二氏に、敬礼!!!

    とはいえ、うーん、ほんと素晴らしいんだけど、もしかしたら消え行く技術なのかなと思わないでもありませんでした。もちろんもったいない、ほんとに心底もったいないけど、パソコンが存在してしまった今、あえて特撮で映像を撮る理由は、そんなに残っていないんではないかと…ちょっと寂しくなったりしました。
    残っててほしいんだけどな…。

    またまたえっちらおっちら歩いて木場に戻り、

    tokusatu03.jpg

    陳建一の麻婆豆腐チェーン店へw 時々無性に食べたくなります。

    tokusatu04.jpg

    四川の料理なのでド辛いのですが、私は最高に甘い、辛さゼロを発注したので甘くておいしいひき肉と豆腐の中華炒めみたいなもんですwwwwこれが最高に好きwwww

    さてお土産ですが、図録買ったので入場料の安さを完全に補って余りあるお値段になってしまったのですが、

    tuburaya02.jpg

    最近たまーに初代ウルトラマンとか見てる時に「あれかっこいーなー」と思っていた、科学特捜隊のマークのピンバッジを買いました!マークかっこよくないですか??しかもこれ、アンテナがのびるんですよ!!
    かっこいいのに意味なく2個買いました。無くした時用か。
    テンションが上がって、この日一日バッジ付けてました。

    tokusatu01.jpg

    あとは人様にお土産など。なかなか物販も良かったなあ。



    帰りに、「おおかみこどもの雨と雪」を観て帰ったのですが…
    大変難しい映画でしたねー。わーわー騒げる予定調和が気持ちいいサマーウォーズとも、タイムリープに胸しめつけられる時をかける少女とも違う、たぶんなんというか、自分の今の立ち位置によって、全然見方が変わる映画だと思いました。
    私が泣いたのは、おおかみおとこの「彼」についての部分がとても多く、「彼」にはとても感情移入したのですが、例えば主人公の花にしていたかといえばあまりそうでもなくて、でもきっと、母親になったことがある人ならとても移入する部分もあるのではと思ったりします。
    悪い映画ではけしてないけれど、単純に喝采を送る映画でもなく、このもやもやを誰かと共有したいな、観た観た?どう思った??と聞いてまわりたい感じの映画でした。
    なんか、この映画の後こそ大変なんじゃないかな…と思う感じでしたね〜〜〜。
    でも、映画見て、あの後登場人物の彼らどうなったかな?って思う映画って凄いと思いませんか?

    しかし難しい映画だったなあ…www


    またまた長々おつきあいありがとうございました!
    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    ■ この記事のトラックバック
    この記事にトラックバックする:
    鞘系豆との果てしないバトル HOME 引きこもり脱却へ
    Copyright © 兎角ブログ(改) All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]