やー…なんかしんどかったなーこの休みはー…
私は奴隷奉公を生業としているのですが、年に1度とか2度しか3連休というものがないのです。
あ、夏休みとか正月休みとか以外の話です。ちなみにそういう大型連休は必ず普通より1日2日少ないです。
そんなレアな3連休が、だいたい新紋章と料理で暮れていったのですが。
おかしいなあ…そんなはずではなかったんだけどなあ…映画みるはずだったのに行けなかったよ一本も…。
1日目は特になにもなかったんですが、電話があって、親族から野菜を少し送りますと言われたんですよ。
少しっていう意味が想像以上だったのですよ。
ちなみに2日目、なんだかしらないけど私は確信的に『餃子を作ろう』と思っていたのです。
というか、実は生まれてこのかた餃子を作ったことがないのです。
ふつうみんなあるんですか…?
吟遊詩人が餃子について謳ういろいろな伝説は知ってますよ、具が多過ぎて口が閉まらないとか、きゅっきゅってヒダを作るとか、白菜派vsキャベツ派の百年戦争とか、水を絞るとか絞らないとか。でも実際そんな面倒くさいことしなくても、味の素の冷凍ギョウザがそこそこ旨いんですもん。
で、送られてくるという野菜の中にニンニクがあると聞いて、休みだし、臭くしてもいいか!つってニンニクたくさん入れるつもりだったので、ワクワク待っておりましたらば…。
料理の話、続く。
[0回]

↑ぎょうざをつくるうさぎの下の野菜がどっさり段ボールで届いたのです。しかもおおむね足の速い感じの…。
しかし不幸中の幸いというか渡りに舟というかハッとしてグーというか、私は大葉を餃子に入れたかったので、そこはラッキーでした。
さて、午前中に届いたこの野菜どもをやっつけるため、まず私はねちねちネロネロとしたものが大好きなので、でかいおじゃがをでかい鍋にぼいぼい入れてぐらぐら煮て、もったいない☆とか全く気にしないでざっくり皮をむいて、全部マッシュしてやりましたよ!!塩とバターとマヨネーズをざっくり入れて、食事のたびに取り分けてチンしてケチャップかけて食べる。これアメリケンなイメージ!!
でも新じゃが風の小イモはまだ未処理。
万願寺とうがらしは、お友達に教えてもらって一度食べたことがあったのですが、その時買ったやつより立派で大量だったので、うれしいんだけど難しいみたいな。ちなみに、とうがらしと言いつつピーマンよりくせがない感じの味の、ししとう…みたいな?感じでしょうか。
万願寺とうがらしの全体量の1/3くらいと、茄子3本と、たまねぎと、いんげんで味噌炒めみたいのつくりました。クックパッドに載ってたので。あ、いんげんは適当に入れました。
残りの万願寺とうがらしは、ガスレンジのグリルで素焼き。かつぶしかけて醤油たらして食べました。この食べ方が一番美味しいかもしれません。
ちなみに餃子ですが。
くそー写真撮ればよかった。結構うまくできました。
こちらもなんでも分からないことがあればのクックパッド先生に質問。キャベツ派に属してみて1/4玉、ニラ4本くらい、ニンニクはたくさんきたけどさすがに3カケラくらいにして、キャベツ+ニンニクで超みじん、大葉+ニラ+キャベツで粗みじんにフードプロセッサりまして(ニンニクくらいじゃ小さ過ぎてフドプロセサれないのでキャベツでカサ増し)、それと豚牛合挽と混ぜて、問題は味つけですよね、砂糖とオイスターソースを入れる人が多かったので、それを真似してあと醤油、紹興酒、塩こしょう少々、そんなもんですか?をこねこね。
かなり旨かったのでまた作る!!
包むところは、確かにどんどん後半慣れてきましたけど、あれはいいですな…!!
たまたま餃子作った日曜日の夜におしゃれイズムに渡辺謙が出てて「餃子作りはストレス解消」って言ってたけど…わかる!!私単純作業大好きなので、あのもくもくプレイはやばいですね…!!
今度白菜派にも属してみたいです。キノコ系を全く今回入れなかったのですが、何かオススメの具があれば教えて下さい。
ちなみに、何故大葉を入れたのかというと、近所にすごく餃子がうまいと有名な中華料理屋があるのですが、そこの大葉餃子がすごく好きだからです。でも大葉合いますよ。オススメです。
明けて翌日。起き抜けに携帯に着信があったことに気づいて見ると母より。姉が近所に来てるので私にお土産を渡したいとのこと。
じゃあ、ついでに昼ご飯は近所の回転寿司に行くか~と出掛けたら猛暑でしたね…びっくりしました。
そして姉より渡されたのが、長野土産のかんてんのもと。

…長野土産なのに、
かんてんパパじゃねえ!!!
マツキ?知らないなぁ…でもすごく美味しかったです。
星形に抜いてみました。どう?どうってこともないと思いますが。
寒天とそばの感じがまざると羊羹チックになってなかなか。
ま、単純に私は抹茶が入ってりゃなんでもうまいわけですが。
姉と別れて回転寿司へ。普通の回転寿司ですが、結構うまいです。
で、レジでお金を払っていると、店員のおばさんが何かをこちらに訴えかけている。
…は?…え?どうぞってなに、このビニール袋。朝とれたばっかりのイワシ??どうぞって??
よく意味がわからないので何度も聞き直していると、どうやらイワシを無料で配布中とのこと。
なぜか受け取ってしまい、また悲嘆に暮れる。
これで晩ご飯のメニューがまた決まってしまったではないか…!!
私は魚の内臓の処理が嫌いなので、ほんとに嫌なんですが、魚料理は大好きなので、ギョギョギョギョ言いながら仕方なく処理。そしてしなびかけていた梅干しがあったので梅煮にしました。
イワシの梅煮ってうまいよね!!
あんまり綺麗な写真じゃないけど撮りましたのでアップ

いかに魚の処理が下手かがわかりますね。
でも味は激ウマでした!!身が大きかったし、ほんとは刺身でもいけたのかな~
しかし炎天下でビニール袋下げて持って帰ってきたし、ちょっと怖かったので火を通して正解でしょうかね。
ちなみにもちろん梅煮の作り方もクックパッド先生頼りですよ。たしか梅煮が旨かったはず、ていうのしか覚えてなかったので。
しかし煮物をしたのにまだわんさかあるいんげんを投入し忘れたことが痛い…そしたら減ったのに!
あと、最近ハマッてる、通称…自称?「魯山人のお茶漬け」。
あるブログでお見かけした、魯山人のお茶漬けの作り方を適当に真似しています。
『魯山人の料理王国』より、だそうです。
引用。
「自分でこしらえるには、生海苔の採れる時分に、生海苔を生醤油でごとごと、とろ火で煮つめることだ。生海苔の手に入らぬ土地の人は、もらいものの干海苔などを醤油で煮ればよい。煮つまらなくて、醤油がだぶだぶしているような煮方はまずい。そのねちねちと煮えたやつを、熱い御飯の上にのせて煎茶をかける。それに少量の山葵を入れるそれだけでいいので、海苔の茶漬ほど簡単なものはない」そのねちねちと煮えたやつ、っていう感じがいいなあ~!
お友達が家の海苔が全部シケッちゃって、全部佃煮にしてやった!と言っておられてへええそんな対処法があるのか、と思っていたのですが、自分でもやってみたら、これがまたなんとも旨いんですよ!!
なんだくそう、魯山人め…!!
私は、海苔はふつうの真四角のやつの1/3カットの海苔をいつも魚市場で買ってくるのですが(うちの近所の魚市場には何故か海苔屋さんが一緒にあります、一応海産物なのかあれも)、それを5枚か6枚…だから大きいやつを2枚分くらいわっしゃわっしゃと適当に細かくちぎって、手鍋に入れて酒と麺つゆ少々と、あとは醤油をちょいちょい足し入れて煮ます。最初にちょっと水入れて煮ると『ごはんですよ』っぽくなりますが、別に形をわざと崩さなくてもいいと思い始めました。
で、醤油ちりちりになるくらいまで煮詰めたら、それをごはんにのせて、わさび乗せてお茶を注ぎます。
それだけです。でも激ウマです。
お酒の後に最高です。海苔は煮とけばいいので、いつでも作れます。
ちなみに、「出汁を取ってかけてもいい」とか魯山人が言ってたので、鰹節と昆布のダブルだし取って食べてみましたが、それだと『お食事』って感じで、お茶だと『さらっと軽食』って感じでした。
お茶を煎茶と書いてたので普通の緑茶で入れましたら、さらりなんですが、ほうじ茶もうまいのかもって思ってます。思い思いのお茶でいい気もします。
これオススメです。たぶん、ごはんですよのお茶漬けより美味しいと思いますよ!!
ちなみに月曜日の夜ご飯は、イワシの梅煮と前日の炒め物ともろきゅうとお茶漬け。
キュウリはちょっと弱ってきてる気がしたので慌てて漬け物にしました。
適当に作ったしまだ食べてないのでおっかねえです。
必死でもらいものを消費するばかりでした…くたびれました。
某でぃーえむさんとかほんと…失礼かもですが、偉すぎです!!!尊敬!!!
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