土日休みじゃないと、やれることが少なくてもう、1時間とか2時間とかちょこちょこやらざるを得ないので、全然やりたいことをやれない!!キーッ!!
今は読書がしたいんですが、誘惑やら、空腹やら、睡魔やらがおそってくるので、読み出してもあんまり進まないです!
やっぱり喫茶店に籠ってどっぷり読み続けるのがいいのかなあ…。
暇もお金もちょっと無いけど!!
すっごい前に、ある映画を見てから、一気に集めた本のシリーズがありました。
映画は、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」。DVDも持ってます!
この映画がすごく好きで、キャストもなんかとっても良くて、原作があるというので買おうとしたら、児童書だったのです。
ま、映画化という意味ではハリー・ポッターとかと一緒なんですけど。
この話のどこが、他の児童文学映画よりグッと来たのかというと、ずっとなんか、皮肉っぽいっていうところです。
ジャンプみたいな「友情」「努力」「勝利」的なやつが、非常に嫌味ったらしく語られたり、基本、勝利が無かったりするんです。とにかく可哀想な展開がずっと起こってハラハラドキドキ、なんですけど、そこがちょっとビターな感じで、大人も全然楽しめる物語になっているんです。
主人公はボードレール家の三姉弟、発明家の長女ヴァイオレット、読書家の弟クラウス、幼い末の妹で噛むことにかけては天下一品のサニー。ある日、両親が莫大な遺産を残して不審な死を遂げてしまい、とほうにくれている子供達に、身元引き受け人と名乗るオラフ伯爵(ジム・キャリーがキャラ大爆発)が現れます。が、オラフ伯爵は遺産を狙った悪党で、彼らを暗殺しようと、あれやこれやの罠をしかけてきます。三姉弟は、それぞれの知能を駆使してその危機を回避していくのですが、その先にもまた、オラフ伯爵の魔の手が…。
という感じの話です。
原作読んでると、出だしに必ず「何故あなたはこんな不幸なことしか書いていない本を手に取ったんだ。気がしれない、今すぐ本を閉じるべきだ。」と書いてあります、しかもすっごいしつこく(笑)。常にそのテンションで語られていくので(語り部は作者のレモニー・スニケットであり、世界一不幸な三姉弟を追跡取材している、というていで語られます)、ずっとなんか鬱々としているんですが、ふと思い返すに、私は子供の頃ずっと、シャーロック・ホームズだったり、怪盗ルパンだったり、怪人二十面相だったり、水木しげるだったり、ホラーやサスペンスの子供向けの本ばっかり読んでいて怖い話が大好きだったので、もし当時の私なら「ちょっと脅されながら語られる物語」って凄く魅力的に感じたんではないかと思うのです。そして、今の子供も例外じゃないんじゃないかと。
児童文学の名作といわれる「エルマーのぼうけん」だって、ずっと追い立てられる恐怖によって、子供は興味を持続すると思うんですよね。
実は13巻で完結してるらしいのですが、私が映画を見た頃は原作は完結しておらず、映画は、原作の3冊目くらいまでを使ったものだったので、子供達が救われたのかどうかよくまだわかっていないんです!!
いそいで読まなきゃ!!と思ってるんですが、む~ん時間がないよ~~~
なんとかしなきゃなあ…。
あと、近親者が子供を産んでくれたらいいのにな。読み聞かせしたいなあ。
↓映画のエンドクレジット。
最近のエンドクレジットはとても楽しいものが多いけど、この映画のは、短編映画くらいのクオリティがあるって思ってます!!こういうとこも最高!!
拍手&コメントありがとうございます!!!!
・くっしー先生、コメントありがとうございます!今回のやつの雑さは半端ないと思ってるんですが…きっと心の目で見て下さったんだと思っております!いや、これをお返しに言ってるみたいに捉えられたら嫌なんですけど、まじでくっしー先生のコメ欄漫画のクオリティはすごいと私、いつも思っております!!GSやってないけど、胸がキュンキュンしますもの!!でもたぶん、我らの漫画に共通項(いやかもですけど!)があるとすれば、日常の中のちょっとした仕草や、会話の端々にある、相手への気持ちみたいなものを描こうと思っているところではないでしょうか?そういう意味では、くっしー先生の漫画は俄然すごいと思っているのです。いつも勉強させていただいております、あざーっす!!!
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