今日は手ブロでいただいたバトンで思いのたけ、狂ったように映画の絵を描いてすごい幸せでした。
やりたい放題です。ほんとどうかと思います。
よくバトンの趣旨を理解してなかったような気もしなくもないですが、
↓わからないけどソーンバルケ先生を描いてみたけど合ってたのか間違えてたのか。

文字入れ前です。あ、後ろにいるねこ?は、猫の祖先のリビアネコです。
でけえんですっけ?そんな話も手塚治虫にあったような…?
拍手&コメントありがとうございます!!
・やすねさん、コメントありがとうございます!あ、あれ火の鳥でしたっけね!言われたらそんな気してきました。天女のはごろもみたいな話で火の鳥が出てくるんでしたっけ?漫画で舞台をやるってどういうことだよって話ですよね~?火の鳥は全部話が違ってすごいですよね?テーマ壮大すぎ!やっぱり鳳凰編と復活編はヤバいっす!あと個人的に昔から家にあった、少女クラブ版っていうギリシャローマ時代な少女漫画っぽいやつが思い出深いですね~。なんでユニコがトラウマなんですか?もしや私と同じく映画版にヤラれたくちですか!?トラウマ克服のために是非「魔法の島へ」をご覧いただきたい…吐いたら困るけど!!ジャム作りがんばります!鍋よ早く来い!!ありがとうございますー!!板挟みバトンも楽しみです!
以下、キモい映画の話。
[0回]
昔、映画について語りすぎて逆に語るやつきめえ!!と思うようになって止めたんですけど、やっぱりたまに思い出したように持病が再発してしまうので、ちょっとだけ語りきれなかったやつを捕捉です…

ガイ・リッチーは今度やる『シャーロックホームズ』も監督をしていますが、実はこのロックストック…でデビューした当時は天才現る!って感じですごいもてはやされたんですよね。スタイリッシュで、イギリスの労働者階級のあらくれた感じが凄く表現されてる~って言われてたんですけど、実はガイ・リッチーは結構いいとこのお坊ちゃんだって知って、ああ、リアルじゃなかったのか…とか思ったんですけど。いわば太宰治ですよ。憧れでしょうか。私そういう人の表現に弱いなあ。
次の「スナッチ」っていう映画も同じような感じで、ブラピとか出てすごく面白かったんですが、マドンナと結婚してからなんか才能が枯れちゃったのか…、女性が描けないし似たような話になりやすいってことが露呈しちゃって、絶対観るけど!シャーロックホームズ心配です…。でもね、あれも観ようによってはホームズとワトソンのいちゃいちゃですから。得意分野といえばそうかも知れないので、そこそこ楽しみです。
凄い好きな監督さんなだけに手厳しくなりますな~。20代の頃一番好きだった映画でした。

うちの父親がヒッチコックの大ファンで、昔から凄くたくさんヒッチコックの映画を観させられていたのです。自分のベースには完全にヒッチコックがあるなぁと思います。「めまい」も「サイコ」も「北北西に進路を取れ」も「レベッカ」も大好きだけど、一番好きなのは絶対「裏窓」です。
裏窓は、あるカメラマンが足を骨折して療養中に、窓から見える向かいのアパートの住人を、暇にまかせて観察し始める話で、住人たちにあだ名をつけて、ちょっとした悪い興味を楽しんでいるうちに、一人の住人の行動を不審に思うようになっていき…という話です。そこに、美しいカノジョであるグレース・ケリーがやってきて動けない主人公の替わりにハラハラドキドキの冒険をして…とかっていうね、なんていうんですか、エンターテイメントとしても素晴らしいし、サスペンスとしても完璧だし、なにせ美しいんですよ!ヒッチコックってフェチだから!!絵が完璧なんです。個室の中で描かれていくミステリーを映画でやるっていうのが面白いじゃないですか。今観ても全然古くないのが凄いと思います。

私、この映画観てすごい泣けるんですけど、観た人に聞くとどこで泣くの?とか言われちゃうんですよ。観てるところが全然違うんじゃないかと思うんですよね。多数決で負けてる気がするのでおかしいのは私です。
でも、監督がティム・バートンで、監督自身のお父さんが亡くなった時に撮られた映画なので、お父さんへの愛がすごく詰まってる映画だと思うんですよ。
主人公は、ティムバートンの映画にしては珍しくずっと生真面目で、主人公視点のパートはもの凄く普通の映画みたいに撮られているんですが、お父さんの思い出話の中は、ほんとに魔法みたいに荒唐無稽に面白いんですよ~。お母さんと出会った時、一目惚れして時間が止まったんだ、ほんとだよ?と言う話には、サーカス団が空中でぴたりと止まって、飛び散るポップコーンも空中で止まっているので押しのけて、お父さんはお母さんに近寄る、みたいのを映像で見せてくれると、すごい綺麗じゃないですか。私は、その主人公の世界とお父さんの世界が、最後に歩み寄るところに号泣なんですけどね~…変なのかな、やっぱり…。嘘つきだからだな。間違いない。

最近ずっと暫定一位です。実に個人的な理由でこの映画が死ぬほど好きです。
恥ずかしいのであんまり言えませんが、この映画のある登場人物が実に自分っぽいんですよ。
だからその人が話すことが全部自分の思い出みたいに見えちゃってほんとだめです。
ただ、私はチャーリー・カウフマンという脚本家(マルコビッチの穴の人)と、ミシェル・ゴンドリーという監督を、ほんとに心底好きなんです。カウフマンは、どこから発想するのか分からない脚本の常識破りがほんとに凄いと思うし、ゴンドリーは、映画に手作りの温かさとCGの自然さを洒落た感じで入れてるのが凄くて、しかも主人公がたいがいバカっぽい、バカだけど実に憎めない感じに表現するのが実に素晴らしいと思うんですよねー…。「僕らのミライへ逆回転」っていう映画も、おバカすぎて苦手な人多いんですけど、私はあの手作り感っていうの凄いと思うんですよね。ちなみに、僕らのミライへ…は、レンタルビデオ屋のビデオテープの内容が電磁波によって全部消えてしまい、店をまかされてるバイト君が、これはやばい、どうしよう、ということで、過去の名作映画(ゴーストバスターズとか)を自分たちで撮る(笑)っていう、わけわかんない話なんですけど!ものづくりしてる人には、最後にじーんとしてしまう映画だと思うんですよね~…あれ?違う映画の話してた。
エターナルサンシャインは、陰鬱な主人公が大好きだった彼女と別れてしまい、そのショックが大き過ぎて立ち直れず、彼女の記憶を消す治療を受けてしまうんですが、途中で、やっぱり記憶を消すのを止めたいと思い、脳の中・記憶の中で必死に彼女と思い出の中を逃げていく…という、やっぱり意味わからん映画ですけど、人はどんな辛い記憶でも経験でも、それを抱えて逃げずに生きて行くことが大事なんだ、っていうその結末に、私は号泣なんですよねー…どんだけ自分につらい経験があったのかっていう(笑)
そんなこんなできめえ感じで書きなぐりました。
ではみなさん、よい週末を~。
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