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うん・・たしかに せいいきを おかすことは つらい・・・
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    HN:脱兎
    HP:兎角 -TOKAKU-
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    ファイアーエムブレムの絵を描いたりサイトをやったりしています。
    うさぎとゲームが三度の飯の次くらいに好きです。
    FEの世界観を愛しています。
    映画と本が好きです。
    千葉県民
    いい歳(ファミコン世代)

    手書きブログ
    ミニチュア日本
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    ブログを新しくした割に更新出来ずにおります。
    先日のFEカレンダーの絵とかも載せたいのですが忘れておりまして、今書けるものをとりあえず書いてみます。
    初更新なので不慣れなんですが…

    先日購入したゲームがあって、その話で1ブログいっとかねばならんなと思っておりまして。

    PS3を持っていますが、トルネで録画していたりして、ゲーム機としてそんなに使っていないのですが、数本のソフトと、3つのダウンロードゲームを持っています。
    その、ダウンロードゲームの話です。



    ゲームの趣味というのはいろいろあると思いますが、私は基本的にパズルゲームっぽいものに目がなくて、言うなれば初期のバイオハザードのように、物語がありながら、その場その場のピンチをとんちで切り抜けるみたいなやつが好きです。
    そんな私が、泣く泣くクレカ情報を入力してまでPS3のゲームをダウンロードするに至ったゲームである、『LIMBO』『The Unfinished Swan』『rain』がどう面白いのかをくどくど書こうと思います!!
    ちなみに、上の絵はLIMBO風アイクとセネリオです。誰得だ。

    では以下、折り畳んで。

    拍手[10回]


     
    ・LIMBO →公式

     
    ダウンロードゲームは低予算ぽいので、基本的には冗長 なムービーなどから始まったりはしないのですが、それにしてもこのゲームは唐突に始まります。
    なにせね、このビジュアルである!!!
    ほんとにずっとこんな調子の映像で、男の子が左から右へ走っていって障害物を越えていくだけのゲームです。いうたらマリオですよ。
    ただ、途中にはいろんなトラップがもちろんしかけられていて…
     

     
    迫り来る巨大なクモのような怪物から逃れ、最終的には対決して退治したり(さながら指輪物語のフロドのよう!)、自分と同じような風貌の子供たちによって襲撃されたり、そこらへんにしかけられた狩り用の罠(真ん中を踏むとガシャーン!て歯が閉まるタイプの)を飛び越え、それを都合のいいところに仕掛けて敵に対して逆に罠を仕掛けたり、といった、なかなかのパズルゲームです。
     
     
     
    が。なんといってもこのゲームが話題になったポイントは、とにかく主人公が、パズルを解けないとあっけなく残虐に殺されたり死んでしまうことです。
    私が最初にこれを知った時、「エドワード・ゴーリー好きならやるべきゲーム」みたいに言われていて、それなら絶対やんなきゃでしょ!!ってなったからでした。

    私はゴーリーさんが好きなので、何度もゴーリーさんの絵本については書いていますが、「ギャシュリーグラムのちびっ子たち」はまさにLIMBOの世界と似ていて子供に対して残虐という、倫理観をぶっ壊して来る感じがたまりません。ペンのみで書かれたゴーリーさんの白黒の世界がさらに怖さを煽ります。苦手な方はほんとに苦手な世界観だと思います。
    ただ、こういうのをやると、救えるのは私だけ!という気持ちにもなるので、毎度少年がミスってガシャーン!て体バラバラになって死んじゃったりするたびに飛び上がってビビッています。
    銃の撃ち合いのようなホラーゲームはまるで出来ませんが、走っていって先に進めなくなり、じっと立ち止まって他のルートがないかどうか探すような感じが、ほんとに好きです。
    単なるモノクロのようでいて、深いグラデーションとPS3の演算機能を活かした、物が落ちたり倒れたりする感覚が凄い、実は超未来のゲームだと思います!絵本が動いてる感覚に近いです。
      
     
     
    The Unfinished Swan →公式


    このゲームは、某やすねさんが、私に「好きそうなゲームがありましたよ」っつって知らせてきたやつです。
    なにいってんだ、そんなに簡単に好みがバレてたまるかなんつって、1000円くらいの安さもあって、とりあえずダウンロードし、しばらく放置していたのですが、ちょうど去年の大晦日に、ほろ酔いでやりはじめたところ、あまりの面白さに止まらなくなり、元旦の朝の7時までやってクリアしてしまったというやつで、今でも、スイッチ入れるとどんどんやっちゃうゲームです。
    まず、プレイヤーはいきなり、しろーい画面の中に放置されます。ゲーマーはこうなったら、とりあえず十字キーとかボタンとか動かしてみますわね。
    実はそもそも、このゲームはソニーのWiiリモコンこと「PlayStationMove」のモーションコントローラーに対応してるのですが、コントローラーを振る(私はモーションコントローラーを持ってないので普通にボタンを押す)と、自分の方から奥に向かって黒いテニスボールみたいなものがポーンと飛んでって、パシャッ!と白い何かに当たって爆ぜます。すると、あああの距離に壁があるんだな、とか、あ、あそこ角になってる、とかわかるわけです。位置を変えつつとにかく闇雲にボールを投げていくと、なるほどあそこに出口があるぞ、というのがわかる。で、進んで行く。そういう風に、黒い液体の入った水風船的なものを投げることで、世界の形が分かって行くっていうゲームなんです。
     

     
    ↑こんなふうにして、黒い液を投げていく(物語上はどうやら、絵筆からインクを飛ばしているという設定らしい)と、柵があったり、竹林があったりして、ここは外なんだなあとかいうのが分かってきます。池があったり、動物がいたりして、ただ白かった世界が、突然色づいて見えてくるこのアハ体験がほんとたまらないです。
    主人公はモンローという少年で、死んだお母さんの描いた絵の中からいなくなった白鳥を探して冒険する、というような話で、アヒルの足跡を追って旅していきます。その後、少し影がある立体的な町に行って水を投げたりと、ビジュアルも変化していきます。
     

     
    物語はさておき、とにかく先に進みたくて仕方が無くなるんですよね〜〜!
    絵本のような世界で、玉を当てることで通れるようになる仕掛けを解いたり、新しい章に入ると突然真っ暗な森の中で怪しげな怪物の目の光に怯えたり、空間に自分で立体的な柱や壁を作り出して階段にして進んだり、暴君になってしまった王様のおかしな城に挑んだり、なんというか、ビジュアルはすごく可愛らしいんですが、ずっと孤独で、どこか病んだ感じもするところがすごくイイです。結末も、よくわからんな?って感じですが、それでいいなと思える世界なのが最高です!

    公式サイトに「風ノ旅ビト」っていうのと「DATURA」っていうゲームのリンクがあるんですが、全部「santa monica studio」っていうところが関わっていて、全部タイプっぽそうなので買ってみたいっす!特に風ノ旅ビトはタイプだわ〜!
     
     
     
    ・rain →公式

     
    これをついこの間DLして、1500円だったんですがその日のうちに終わっちゃいました。そういうの多いけど、長々やる元気もない大人にはこれくらいがちょうどいいのかもしれません。映画一本見るくらいの額と感覚でしょうか。
    主人公はパジャマで熱を出し寝込んでいた少年で、窓の外を、怪物に追われる女の子を見かけて、自分も追ってその不思議な世界に入り込んでしまう、という話です。女の子も怪物も自分も、基本的には体が透明で、雨に当たっている時だけ実態として見えます。
    そこらへんをうろうろと狼っぽく襲ってくるやつや、恐竜みたいなやつなど、見つかったら殺されてしまう怪物が歩いてるんですが、雨の当たらない屋根の下に入るなり、振り切って走り抜くなり、こっそり隠れるなりして回避しつつ、女の子を追います。
     

     
    追うのはいいんですが、女の子には、屋根の下から手を振っても見えないし、声が相手に届かない(物質的な音は聞こえるけど怪物かと思って逃げてしまったり)ので、まず自分の存在を女の子に知ってもらうのが大変です!とりあえず、仲間がいると分かってからは、屋根を作って相手の隠れる場所を作ったり、道を作ってもらったりしながら、少女が指差す方向を目指して進むことになります。
    後半に行くに従って世界観がどんどん作り物じみていくのが、どんどん入り口の現実との地続き感からの乖離を感じて怖くなっていきます。ずっと、しつこく追い続けてくる大きな怪物がいるんですが、最後はそれとの対決になっていきます。
     

     
    最後はわりとふんわりした可愛らしい終わり方をするんですが、導入も水彩画のような絵本の挿絵のようなもので説明されるし、実はもっとおっかねー終わりにならないかなあとぞわぞわ楽しみにしていたら、思ったほどではなかったです。女性的なほんわり感といいますか。
    それはいいとしても、途中に文字がものすごい出てきて、説明が凄い多いんですけど、ちょっと多すぎるっていうか、あそこまで説明しなくても、置き去りにされた感で寂しい、とかは自分でもやってれば分かるので、説明過多だなーっていう感じでした。
    でも、コンセプトが「迷子」っぽそうだったので、知らない町でぽつんと迷子になったような怖くて動けないけど動かないと怖い、のような気持ちは充分堪能できました。
    ボリュームがもっとほしいけど、これもなかなか楽しかったです!


    そんなこんなで、せっかくの高性能ゲーム機ですが、私は実は変にこねくりまわした長いゲームよりも、こういう1000円ちょっとくらいの「世界への放置ゲー」みたいなものほど生きるんじゃないかと思ったりしています。
    あ、そうか!これって「MIST」だなあ!!こういうジャンルのゲームが好きってことでしょうか。



    ちなみに、ずっと思っているのですが、私はえらい怖い絵を描くベクシンスキーという画家が好きで、ベクシンスキーの絵を見ていると忘れちゃった悪夢を覗き直しているような気持ちになるんですけど、鬼のような描画力なので、あの骨が積まれた広大な世界に放り込まれたいなあとずっと思っているんです。
     

     
       
     

     
    閲覧注意な絵が多すぎるのでソフトなところを探してきましたwww
    曇があって薄暗いけど遠くは晴れていたり、夕焼けのようにオレンジ色の世界に、細かな骨で組まれた人間のようなモノがいて、右に行けとか左に行けとか指示してくれるようなゲームを誰か作ってくれないかなー!!見てるとこの場所に行きたくて仕方が無くなるんですけどね。

    ずっと思ってるんですが、リアルに誰かが作ってくれそうな時代が近づいてる気もします。
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