もう12月ですしというよりクリスマスですよ!!
恐ろしいことです…。
昨今の私はというと普通に逃げるは恥だが役に立つにハマッていたりと、至って一般的に普通でありました。
普通であるのは良いことです。

さて、やってたゲーム報告ですが、ペルソナ5に関しては一応の終わりは迎えました。よかったー。
しかしちょっとした感想なんですけど、今回のペルソナも、きっちりアトラスのゲームらしく、人の噂が呪いのような力を持つ話なんですけども、その噂をネット上の書き込みとして表現していて、私のようにツイッター中毒の人間からすると大変リアルと言いましょうか、ほんと人ってこれくらいのいい加減さで書き込みしてるよなって思いながら物語の流れを見ていたのですが。
最終的に、主人公たちが命をかけて頑張ることで、その身勝手で怠惰な感情ばかりの民衆が我に返り、地球?日本?現代?は救われるという流れになるんですけど、ぶっちゃけ現代のネットのデマとか感情的な書き込みとかって自浄されることはないし、ナショナリズムというか、自分たちが良ければいいってい う流れは止まらないじゃないですか。実にペルソナ5はネット世界の理想郷みたいな話だなあと思って、なんだか侘しくなったというか、羨ましくなったんですよね~。頑張れば世の中が少しまともになるんだったら頑張るんだけどな…。
しかし今回は、刑務所っていうテーマと、いつもは悪魔合成のためにあるようなベルベットルームの扱いが一風変わっててすごくフレッシュでしたねー。最後の敵の正体とかとても良かったです! 楽しかったんだけど、P4の牧歌的で平和なテンションの方がやっぱりなんとなく好きなので、P5の順位はP4の次ってことで!

それから、7年、実質10年待ってたよ!人喰い大鷲のトリコ!
でもたった7日くらいで終わってしまいました。とほほ。
ただ、すごくすごく胸打たれるお話でした。
冒頭、少年とトリコが倒れているところに流れるナレーションが太い声の男性で、どうやらこのゲーム自体が少年の回想なんだとわかった時点で、なるほどなんとかすればここから出ていけるんだな?ということを分からせるというのがすごいと思いました。
仕様は、一作目のイコみたいにどこまでもずっと体格差のあるトリコを連れて行かないといけないパズル要素と、でっかいトリコに少年の主人公がしがみつく二作目のワンダと巨像の要素がちゃんと入ってて思いのほか続編感というか総集編感があって驚きました。
しかしたいした時間かからなくて終わっちゃうのもほんとにこれがパズルゲームだからで、タイムアタック的な遊び方をもう一回やりに行こうかなーとも思うんですけどね。
でもせかせかしないでトリコとのんびりひなたぼっことかしに行きたいな~。
すごくこの物語(特にラストのあたり)を語りたいんですけどやってる友達がいないのでもだもだしますwww

あ、あと、こないだNEW3DSLLを買いました。
なんかすごいタイムセールみたいなやつで、ソフト6本タダでついてくるみたいだったので。
マリオ3、MOTHER2、FE紋章の謎、カービィボウル、ゼルダ神々のトライフォース、スーパードンキーコング。
そもそもなぜ私がNEW3DSLLを買ったのかと言いますと、FEも紋章、聖戦、トラキアまで揃って出たっていうし、なにせ愛するタクティクスオウガが配信されたというので、シミュレーションゲーム持って歩く専門ゲーム機にしようかなと思ったわけです。
とりあえず手始めに紋章をタダでくれるっていうんならそれもありだし、マザー2は久々にやりたいなーと思って。ドンキーコングとかカービィとか全然やらないんですけどね。
が、結局買ってみたら、紋章やるならほぼやったことない聖戦やってみたいなーと思ってしまったり、タクティクスオウガをDLする前にPSPのタクティクスオウガ運命の輪が途中だったの思い出してそっちやったりしてるので結局3DSほったらかしです。
聖戦やったらプレイ日記とか書いてみたいなーとも思うんだけどなー。ほんとに手ブロやれなくなったのが悔やまれるなー。

読書をしてると気持ちがすっきりするので読書を最近は心がけてしています。
先日、SFがお好きなことで有名な某でぃーえむさんにお尋ねして、オススメのSFを教えてもらいました。 最近読んだものだと「火星の人」、古典だと、とお尋ねしてたくさん教えていただいたんですけども、とりあえず映画「オデッセイ」の原作でとても評判がいいのは聞いていた「火星の人」を読んでみようと発注しまして。
こーーーれーーーがーーーー
むっちゃくちゃ面白かったんですよね!!!!
物語は火星探査隊が火星で数日過ごした途端に強烈な砂嵐に巻き込まれるところから始まります。火星からの退去することになるんですが、植物学者で技術者のマーク・ワトニーに嵐で折れたアンテナが刺さり、彼は死亡したと判断したクルーたちは彼を残して火星を離脱してしまう…んですが、実は彼は生きていて、一人火星に取り残されてしまう…という物語。
少し視点は変わる時もあるんですが、基本的にはワトニーの一人称で書かれていて、彼が記録を取りながら火星での生活を続けるのが綴られていて、いかに火星というありえない状況下で彼がサバイブしていくか、そしてどのように地球と連絡を(なにせアンテナは折れたから彼がそういう状況にいるわけで)取るか、最終的にこれだけ希望も確率もない中で本当に地球に帰る道筋をつけることができるのか、すごくスリリングです。
でも、この小説が特に素晴らしく面白い理由は、もちろん科学的な裏付けの凄さもあるんですけど、主人公ワトニーの性格付け!!一人称で書かれているその状況説明、愚痴、冗談、すべてが吹き出すほど面白いし、とにかく前向きで、不屈で、あきらめないんですよ。私はだいたい真逆の人間なので、生半可なそういうタイプの人だと暑苦しくてすげー嫌いそうなんですけど、ワトニーはほんとにいいやつで、冗談が最高で、ほんとに友達になりたくなるタイプ!ほんとにこの彼の独白を読んでほしい!!おすすめです!!
ちなみに、ちょうど読み終わるタイミングでWOWOWで映画化した「オデッセイ」がやっていたので観たのですが、一人称の文章が面白かったものはなかなか映画化しても伝わらなくて、あとピンチもかなり減っているのでうーんやっぱり小説版の方が軍配あがるかなあという感じでしたが、火星の風景や基地やメカなんかが、実物化するとこういう感じか〜と思えてよかったし、ラストシーンが小説版の後を足してあるのでかなりぐっときました。そこは最高!
あと、ロードオブザリングでボロミアをやっていたショーン・ビーンが出ているのですが、出てる理由がまさかの、っていう感じなのがほんと面白かったです。

あと、でぃーえむさんに古典SFをたくさんご紹介いただいて消費するのが楽しみでしょうがないのですが、とりあえず古典中の古典で教科書みたいなロボット三原則を勉強したいなと思って、「われはロボット」を読んでいるのですが、私なんでこの歳まで読んでなかったんだやばいだろ!!っていうくらいすごいです!!ロボット物語の原点が詰め込まれてる!!手塚治虫然り、2001年宇宙の旅然り。やべー!!
あ、書かれたのが古いので、もうとっくに喋れるロボットが水星とかで作業してたりするのがなんかいいなあと思いました。我々はもう昔夢見た未来にいるのだなあ…。

スターウォーズ者として観ておかねばならない、「ローグ・ワン」を観てきました。
いやー毎年12月にスターウォーズを観るとか最高だな!!年が納まる。
しかし今回のローグワンは、物語が今までのものを正史?本史?だとすると、枝葉の部分といいますか、単なる兵隊がフォースなんかまったく持ってなくて、ただ泥臭く、任務と希望だけを持って戦い生きる様を描いた物語なんです。な、泣けるー!!
エピソード4(作られた順でいうと1作目)に直接つながる物語で、エピソード4の冒頭の黄色い斜めの文字の字幕にはこう書かれています。
「エピソード4『新たなる希望』
時は内乱のさなか 凶悪な銀河帝国の支配に反乱軍は秘密基地から奇襲を仕掛け
帝国に対し初めて勝利を収めた
更にその戦闘の合間に反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を
盗み出すことに成功
それはデス・スターと呼ばれ惑星をも粉々にするパワーを持つ宇宙要塞基地だった
凶悪な帝国軍に追われながらレイア姫は盗み出した設計図を手に故郷へと急いだ
人民を救い銀河に自由を取り戻すために…」
だいたい、これがまるっとローグワンのあらすじです!!w
特に「反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功」っていう部分がまさにそういう話なんですけど、この本史ではたった二行で語られる部分に、たいへんな犠牲と志があったんだっていう、そういう物語なんですよー!!!
最後ほんとにぐっときて映画館で泣きました!!
こんな反乱軍に切実に感情移入したことあったかなー!!
あと、ダースベイダー激怖いのがすごく良かったです。エピソード4の頃ってベイダー怖かったんですよね。これがほんとのベイダー卿の怖さだなー。
さて、今回もちゃんと私のタイプのドロイドちゃんがいました。
K-2SOです。なんかやさぐれててくちが悪くて猫背なのがかわいいです。
即刻メタコレ買って帰りました。右の黒いやつです。
お友達に言われたので絵を描いてみましたよ。
帝国軍のドロイドを直して解放軍で使ってるので色やマークが敵のなんですよね。それの流れのギャグとかあって最高でした。
毎年なんらかのスターウォーズ映画がやる?とかなんとか聞いた事あるので、楽しみです。
最近出かけていないのでなんかこんな感じです。
どんどん引きこもっててよくないなー。